逆流性食道炎で吐き気といえば、最も良く聞く症状です。 筆者も、最初はおち左の激痛でしたが、その後、吐き気を2・3度覚え、その後しばらくして、何か食べると吐き気がして食べられなくなり、絶食後、病院という流れで、胃カメラをして逆流性食道炎という診断でした。(左下腹部も痛みがありました) 筆者の見解では、吐き気というものは、シグナルのようなもので、致命的な悪化につながるとは思っていません。 吐き気は節制しろ、という体のサインです。なので吐き気で心配しなくていいです。(最初は絶望的に焦りましたが) 筆者の経験では、私生活で吐き気が出るときは、 ・仕事中のストレスのある作業中 ・嫁さんに何か言われ混乱した時 ・食事を取りすぎた時など でしょうか。 PC作業を頑張りすぎて、作業後もしばらく吐き気がある場合もあります。 筆者の見解では、食道裂孔ヘルニア、つまり、胃の入り口が開いてしまった状態で、胃酸が流出されたときに起こる、と理解しています。 悩み事をしているときは、基本呼吸が浅くなる傾向にあります。そうなると、横隔膜が使われなくなり、固くなる。(そうでなくとも、逆流性食道炎を発症する人は普段からストレスを抱えている傾向が強く、下部食道括約筋(噴門)が固くなる場合が多い) そうすると、胃の入り口が開いてしまいます。そこにストレスなどで胃酸が出ると、少しながら食道に漏れてしまい、吐き気が及ぶと思っています。 吐き気があるということは、すでに、食道は傷ついている場合が多いです。そこを刺激するので、吐き気が起こる。 良く言われる、食道に傷がない、非びらん性胃食道逆流症(NERD)の場合も、知覚過敏のようなもので、食道に胃酸が少しでもかかることで、おこるのではないかな?と推測します。が、吐き気がある瞬間を胃カメラでダイレクトに見ない限りなんとも言えませんが。 筆者の場合、傷の潰瘍(びらん)が治っても跡がある限り、刺激されれば痛みや、吐き気が起こるのではないかなと思います。 (実際2回目の胃カメラでは跡がある程度と言われたが、軽い症状があった) (→先生はこんなの誰でもあるから気にしなくて良いと言われ、酒の節制が甘くなり飲みだしてまた悪化) (→気にしなくていいは嘘、完治して、ストレスが多い生活から抜け出すまでは、節制はしなくてはいけない) 吐き気が起これば、吐き気が起こるような行動は控え、さらに言えば、逆流性食道炎に適した節制を行うべきです。
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現在40歳の既婚男子です。子供2人。仕事はWEB制作を中心に行っています。デスクワークのため、逆流性食道炎が治りづらく、苦しんでいる同世代の参考になればと、本などに掲載されていない独自の対処法を主にまとめました。